基礎科前期(2019年4月?9月)レポート
〈入会の動機〉
1.原因不明の不調を多く抱えていたので、体質改善をしたかった。
(偏頭痛、冷え、膝の痛み、食べると胃腸が張る、子宮頸癌3a(前癌状態)による陰部の違和感、花粉症)
人に治してもらおうという気持ちが少なからずあったことに気付いたので、「これではいけない、自分の体は自分で治せるようにならないと!」と思っていた時に先生のHPに辿り着きました。
※
恭子注:
とても大事なポイントです。
私も弱かった時代、医者や薬に治してもらう、と考えていました。
2.先生の教室での講義や調理を通して、自分の心の癖を改善したかった。
具体的には、人に良く見られる為の言動をしてしまうことがある、感謝が足りない、今十分に幸せなはずなのに現状に満足できず、常に気持ちが先急ぐ等。
たんぽぽ便りや先生のブログを拝見して、思い切って入会を決意しました。
〈食事の変化〉
入会前:
?2011年
働きだしてからファミレスやファストフードでの外食が増える。23歳?33歳位までうつ病で仕事ができない時期もあったが、食欲が無かった為、コーラとタバコだけで過ごしていた。
(21歳?33歳まで喫煙、24歳?34歳まで抗うつ剤と睡眠薬を大量に服用)
2012年以降
朝 パン(惣菜パン)とコーヒー
昼 仕事の関係でほとんど外食。和食、イタリアン、フレンチ、中華など。その後、喫茶店に移動して甘いお菓子(ケーキ、パンケーキ、フレンチトースト、ワッフル)を食べることもよくあった。
休日はオムライスやパスタ、ラーメン、ハヤシライスなど簡単に調理できるもの。
夜 白米、野菜炒め、豆腐とワカメの味噌汁、肉(豚肉か鶏肉)または魚料理(マグロ、カツオ、アジ、サバ、イワシ、しらす)
水分は緑茶、コーヒー、紅茶、時々ハーブティー
2017年、仕事の他に資格試験などが重なり、子宮頸癌の検査で引っかかる。何度か再検査するが、原因不明で医師も首をひねる。最近になってストレスが原因だったことが判明する。
その後、コンビニやスーパーの惣菜を食べるとお腹が張ってゴロゴロするようになり、胃腸科を受診するが原因不明。
入会後:
朝 梅生番茶
休日は天然酵母のパン又は玄米少量、野菜と雑穀(ヒエ、もちきび等)のスープ、玄米コーヒー
昼 雑穀入り玄米又は小豆粥、けんちん汁、先生の本から一品(野菜煮しめ、きんぴら、かぼちゃコロッケ、春雨入り野菜炒め、五目豆等)
レンコン、ごぼう、人参を中心におかずを作っている。
肉や魚は時々(1週間?10日に1回)少量。主に鶏肉、ちりめんじゃこ。
夜 昼と同様。
朝食を食べない方が調子がいいが、主人が強く反対するので(肉や魚の摂取や3食食べることが健康にいいと思っている)、休日は食事の量を減らすことで妥協。平日の朝は梅生番茶のみ。
※
恭子注:
朝はしっかり食べるのが良い、というのが常識となっていますが、
朝ごはんは食べないで、梅生番茶のみ、
とすると皆さん調子が良くなりますが、
この方の妥協の仕方もとても素晴らしい妥協です。
家庭の和、こそが健康の基、なので、こんな妥協はとてもいいことなのです。
そして、恭子式マクロを実行していくうちに、必ずお元気になってきますので、だんだんご主人も、この食べ方が良いと
わかってくれるようになります。
間食:焼き芋、寒天、甘酒。時々、マクロビのお菓子なども食べてしまうことがあるが、白砂糖を使ったものは蕁麻疹がでるので食べなくなった。
※
恭子注:
このマクロビのお菓子、
というのは実はくせもので、
やっぱりよくないのです。
水分は三年番茶、よもぎ茶、どくだみ茶の何れか。コーヒーはギャバを入れて食後に飲んでいるが、1日3?4杯が1?2杯に減っている。
〈心身の変化〉
体調面:
入会後すぐに先生との面談で、「パンと砂糖をやめたら治るわよ」と指導して頂く。
これらを完全に断つことはまだ出来ていませんが、パンや砂糖を摂取することのデメリットを教えて頂き、どうしても食べたい時は害の少ない物を選ぶようになりました。
パンや砂糖の摂取量を減らしてからは、胃腸の張りと、陰部や腹部の痛み(炎症)が軽減し、膝の痛みは完全に消えました。体重-3.5Kg、体脂肪-4%減りました。
一時期だるくて寝ている時間が長いこともあったが、頭がスッキリしていて体が軽くなった。
※
恭子注:
好転反応として、特に今まで、陰性の甘いものが多かった方は、マクロの食事を始めて
しばらくだるい
という好転反応が出ることがあります。
体に合わない食べ物(白砂糖や添加物、パン、悪い油)を食べると神経がピリピリしたり、口腔アレルギー、蕁麻疹が出るようになる。体が素直になった?
以前は3?4日大きいお便りがなく、出ても黒いコロコロ状だったが、毎日バナナ状の茶色いお便りがくるようになった。(時々出ないことや兎糞状の時もある)
※
恭子注:
大きい便りは、身体の内臓からのレター,便りなのです。
大きい便りさえよければ、身体の中の大改革が始まっているので安心できます。
精神面:
私は自分自身の「大雑把で面倒臭がりなのに神経質」なところが嫌でした。ところが、先生が「私はズボラなの。私は神経質だから。」と会話の中でさらりと仰っているのを聞いて、「ズボラで神経質は悪いこと」と決めつけていることに気付きました。私から見ると先生は明るくてユーモアがあってチャーミングといったイメージがあったので、驚きました。それからは「ズボラで神経質」な自分を受け入れられるようになりました。
人に良く見られたいが為の言動は長年の癖でなかなかすぐには改善できませんが、こうした言動をしている自分に気付くことが多くなりました。「また癖が出てきたな」と自覚できるようになったことは大きな進歩だと思っています。
※
恭子注:
人に良く見られたい、
という癖は、日本人全員が持っている、ストレスの基の考え方です。
これに気が付いたことは、健康になる第一歩です。
そして、何よりも心に響いたのは「善対悪の比は6対4でよろしい」という先生の言葉です。
世間の常識にとらわれて「これは正しい、あれは駄目」という両極端なジャッジをして、自分自身の首を締めていたので、すーっと肩の力が抜けました。
※
恭子注:
人生に、正誤、善悪はないのです。
〈教室で学んだこと〉
食用講座で学んだ「天与の分限」は衝撃的でした。これまでは欲望のままに食事をしていたので、体に不調が出て当たり前だと妙に納得したと共に、自分の器を超えない食事をすることで、自分だけでなく、環境にも優しいことがわかりました。食欲に負けることもまだまだありますが、そのうち我慢しなくても自分の器にあった食事の仕方ができるようになりたいと思いました。
教室では、食事の時にひとりずつ何か話すのですが、この時間がとても貴重でありがたいです。ひとりでマクロビの食事に変えていくことは私にとってすごく根気がいりますが、先生や仲間の話を聞いていると「みんな頑張っているし、私も頑張ろう!」という気持ちになります。
先生の教室に通っていると、自分と向き合う作業をすることになるので、抱えていた問題が浮き彫りになることも。これをチャンスだと捉え、真摯に向き合うことで絡まった糸が解けるように問題が解決してしまうという不思議なことが起こりました。ただ料理を習うだけの教室ではないことは承知していましたが、身をもって実感しました。
※
恭子注:
このよくなるための作業が、時々つらい、という方がいます。
でも、
これを明らかにして次に向かう考え方が身に着くと、皆さん全員、
明るいお顔になり、柔らかいお顔になり、
気が付くと身体も健康になってくるのです。
バンザイ!
食が心身に与える影響力は本当にすごいです。これからも教室で学んだ事を実践し続けて、更に仕合わせになりたいと思います。先生、受講生の皆さん、ありがとうございました。
恭子から一言
すべてを正面からしっかり受け取ってくれお元気になりました。
お元気なmさんのお顔を見ると私もうれしいです。
|